アトジロエダシャク

 
■ 分  類 チョウ目 シャクガ科 エダシャク亜科
■ 学  名Pachyligia dolosa
■ 発生時期3〜4月(蛹越冬)
■ 分  布北海道、本州、四国、九州、対馬、屋久島
■ 大 き さ開帳 38〜44o
■ 食 べ 物クルミ科、カバノキ科、ブナ科、ニレ科、バラ科、カエデ科、ミズキ科
アトジロエダシャク(成虫、オス)

【1】2020.3.3 岡山県吉備中央町(オス)

アトジロエダシャク(成虫)

【2】2020.2.22 岡山県吉備中央町

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■ 備    考
春先に出現するエダシャク。
燈火にもよく飛来するが、飛来後、しばらくは翅を半開きにしていることが多い。その際は、後翅の裏面に黒点がぼんやりと見える。:Gallery【5】
前翅は淡い黒褐色で、翅脈に沿ってシワシワに見える。また、金属光沢を帯びた鱗粉が混じっているようで、光を当てると輝く。
和名の示すとおり、後翅は白っぽい色をしているが、静止した姿勢ではほとんど見えない。
触角は、オスは櫛歯状、メスはごく短い櫛歯をもつ。
■ 岡山県の情報
岡山県全域で普通。
2020年には、2月22日に本種1頭が初めてライトトラップに飛来した。その後、頻繁に飛来し、県中部では明らかに普通種という印象。
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