ヒメアトスカシバ

 
■ 分  類 チョウ目 スカシバガ科 スカシバガ亜科
■ 学  名Nokona pernix
■ 発生時期6〜9月(年1化、幼虫越冬)
■ 分  布本州、四国、九州
■ 大 き さ開帳 オス21〜27o メス22〜29o
■ 食 べ 物アカネ科(ヘクソカズラ)
ヒメアトスカシバ(成虫、メス)

2011.7.2 岡山県高梁市「高梁美しい森」

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■ 備    考
体色は黒く、腹部に2本の黄色い帯がある。前翅は茶褐色、後翅は透明な部分が多い。
これはいわゆるベーツ型擬態であり、モデルはオオフタオビドロバチとする説もあるようだ。
腹端の形状は雌雄で明らかに異なり、オスは毛叢が大きく広がり、縁に白い毛を有する。

幼虫はヘクソカズラ(アカネ科)のつるに穿孔し、虫えい(虫こぶ)を形成する。虫えいには「ヘクソカズラツルフクレフシ」という名が付けられている。

《参考資料》オオフタオビドロバチ
■ 岡山県の情報
岡山県南部から中部にかけて普通。北部では少ない。
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