■ 分 類 | チョウ目 メイガ科 ツヅリガ亜科 |
■ 学 名 | Achroia innotata |
■ 発生時期 | 5〜6月、9月(年2化) |
■ 分 布 | 本州、九州、対馬、屋久島 |
■ 大 き さ | 開帳 17〜27o |
■ 食 べ 物 | ミツバチの巣 |
2021.9.24 岡山県吉備中央町上野
2021.9.24 岡山県吉備中央町上野
※同一個体
■ 備 考 |
幼虫がミツバチの巣を食べることで知られる。
ミツバチの巣を食べる蛾は、メイガ科ツヅリガ亜科には本種のほか、ハチノスツヅリガ Galleria mellonella コハチノスツヅリガ Achroia grisella 、ヒロズコガ科には ハチノスヒロズコガ Cephimallota chasanica などがある。 本種は、顔面から頭頂にかけて淡黄色である。 前翅は「ウスグロ」の名の通り、茶褐色の鱗粉が薄く散布された感じである。 外横線のみがやや濃い色で、大きな湾曲をえがくが、これは消失した個体もあるらしい。 雌雄は、下唇鬚(かしんしゅ)で区別できる。オスは短く、メスはやや長く前向する。 *トップ写真の個体は、オスと思われる。 |
■ 岡山県の情報 |
岡山県南部から記録があるが少ない。(岡山県野生生物目録2019)
トップ写真の個体は、岡山県中部(標高363m)でライトトラップに飛来した個体を採集した。 |