マダラカギバ

 
■ 分  類 チョウ目 カギバガ科 カギバガ亜科
■ 学  名Callicilix abraxata
■ 発生時期7〜9月
■ 分  布北海道、本州、四国、九州、屋久島
■ 大 き さ開帳 30〜43o
■ 食 べ 物ミズキ科(ミズキ、クマノミズキ、ヤマボウシ)

2023.9.14 岡山県吉備中央町

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■ 備    考
初めて見たときは、ヒメシャク(ヒトツメオオシロヒメシャクなど)の仲間と思った。

前翅中央の黄褐色の太い帯が特徴的なカギバガ。
帯の中は、翅脈に沿って白や黒の部分があり、複雑な模様となる。これが和名の「マダラ」の由来だろう。
前翅の帯は、後翅に連続するが後翅では淡い黒色となる。
腹部にも節ごとに黒斑が並び、後翅からの帯につづく部分はやや斑紋が大きいようだ。
触角は雌雄ともに鋸歯状。
■ 岡山県の情報
岡山県では北部で普通。中部では少ない。(岡山県野生生物目録2019)
吉備中央町では8・9月に散見するが、決して多くはないように思う。
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