ナカジロトガリバ

 
■ 分  類 チョウ目 カギバガ科 トガリバガ亜科
■ 学  名Togaria suzukiana
■ 発生時期10〜11月
■ 分  布本州、四国、九州、対馬
■ 大 き さ開帳 35〜44o 前翅頂18〜22o
■ 食 べ 物バラ科(マメザクラ)
ナカジロトガリバ(成虫)

【1】2019.11.1 岡山県吉備中央町

ナカジロトガリバ(成虫)

【2】2005.11.7 岡山県吉備中央町

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■ 備    考
晩秋に出現するトガリバガ。内横線の内側と、外横線との外側の茶褐色帯が明瞭。和名の「ナカジロ」は、内横線と外横線の間が白いことに由来するのであろう。

一見して、その形からヤガ科の仲間と勘違いしやすい。
トップの2枚の写真はいずれも本種である。普通は【1】のような翅の閉じ方をしているが、まれに【2】のようにもするようだ。【2】については、初め本種であると分からず、シャチホコガ科やドクガ科を探してしまった。
■ 岡山県の情報
岡山県北部では普通。中部、南部では少ない。
吉備中央町では、それほど多くはないものの11月上旬に度々ライトトラップに飛来した。
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