マユミトガリバ

 
■ 分  類 チョウ目 カギバガ科 トガリバガ亜科
■ 学  名Neoploca arctipennis
■ 発生時期3月中旬〜4月(年1化)*関東地方の情報
■ 分  布北海道、本州、四国、九州
■ 大 き さ開帳 35〜40o
■ 食 べ 物ブナ科(クヌギ、カシワ、コナラ)
マユミトガリバ(成虫)

【1】2020.3.13 岡山県吉備中央町湯山

マユミトガリバ(成虫)

【2】2020.3.17 岡山県吉備中央町湯山

マユミトガリバ(成虫)

【3】2020.3.22 岡山県吉備中央町上野
前翅が黒化した個体

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■ 備    考
早春に出現するトガリバガ。
一見して、捉えどころのない様相だが、詳細に見るといくつか特徴がある。
@ 腹部背面第3節に黒色の毛束がある。
A 前翅の斑紋には変異があるが2本の横線の間に、小黒点がある。
B 翅頂から明瞭な黒条が伸びる。
 
触角は雌雄とも葉片状。
前翅が黒化した個体がときどき生じる。トップ写真【3】参照
マユミトガリバという名だが、幼虫の食草はマユミではなく、クヌギやコナラらしい。
■ 岡山県の情報
岡山県南部で普通。中部から北部では少ない。
吉備中央町でのライトトラップには3月中旬から飛来した。
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