ヤマクダマキモドキ

バッタ目(直翅目) キリギリス科
学名 : Holochlora longifissa Matsumura et Shiraki
発生時期 7〜10月
分   布 本州・四国・九州
食 べ 物
参考文献
・旺文社:野外観察図鑑 昆虫
・小学館:小学館の図鑑NEO 昆虫
・保育社:原色日本昆虫図鑑


2005.8.7 岡山県「自然保護センター」
クダマキとは,「クツワムシの異名。地方によりウマオイやヤブキリなどをさす。(三省堂提供「大辞林 第二版」より) 」とある。モドキは,似て非なるものを指すことから,クダマキモドキは,クツワムシに似て非なるものという意味である。

本種と似た種に,サトクダマキモドキもあり,同じように主に樹上で生活するが,ヤマクダマキモドキの方が分布域がやや山地に寄っている。
2005.8.7 岡山県「自然保護センター」
前脚は赤味を帯びている。昆虫を捕らえて食べるキリギリスの仲間は,前脚にトゲがあるが,サトクダマキモドキは,葉を食べるためそれがない。
産卵管は,大きく湾曲し上を向く。
2005.8.7 岡山県「自然保護センター」
翅は美しい緑色をしている。ヤブキリやウマオイのように,胸部背面に,褐色の部分が見られないのも特徴。
2006.7.30 岡山県「自然保護センター」
ヤマクダマキモドキの幼虫と思われる。産卵管が太く上向きに反り,前肢が赤味を帯びている。
(注)作者は昆虫の専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。

 


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