ツチイナゴ

バッタ目 イナゴ科
学名 : Patanga japonica
発生時期 9〜10月に成虫になり越冬し,春に活動する。
分   布 本州〜南西諸島
食 べ 物 クズなどの葉
参考文献:旺文社 野外観察図鑑 昆虫



H16.9.12 岡山県「自然保護センター」 H16.9.26 岡山県「自然保護センター」
【幼虫】
幼虫に於いても目の下のラインが特徴。
【メス】
H16.9.26 岡山県「自然保護センター」 H16.9.26 岡山県「自然保護センター」
目の下の黒いラインが特徴。「涙を流したよう…」としばしば表現される。
体全体が細毛に覆われており,トノサマバッタやクルマバッタなどとは明らかに異なる。
上面から見ると,背中中央にある太いラインが目立つ。
H16.10.10 岡山県「自然保護センター」 H16.10.10 岡山県「自然保護センター」
9月下旬にはあまり見られなかった成虫が,10月になるとたくさんいた。このまま成虫で越冬する。

これは後ろ足の様子。鋭い刺が並び,背中をもつと,この刺をこすりつけてきてやや痛い。
【オス】
オスはメスよりもひとまわり小さい。オスは,メスを探しすため飛翔能力を高めるように進化したと思われる。


「九州以北に分布するバッタでは,唯一の成虫で冬を越す種類」(保育社 検索入門 セミ・バッタ)ということである。
(注)作者は昆虫の専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。

 


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