■ 分 類 | シリアゲムシ目 シリアゲムシ科 |
■ 学 名 | Panorpa multifasciaria |
■ 発生時期 | 4月〜 |
■ 分 布 | 本州(中部地方〜中国地方) |
■ 大 き さ | 前翅長 12〜16o |
■ 食 べ 物 |
2020.4.11 岡山県吉備中央町「大和山」
■ 備 考 |
体は明るい黄色で、頭部に黒い部分がある。
よく目にするヤマトシリアゲに比べるとやや小さく華奢な印象を受けた。 この個体はオスで、腹部の先端には、他のオスとの闘争やメスの把握に用いられる器官がある。 シリアゲムシの仲間の一部は、配偶行動の際、メスに餌をプレゼントする行動が知られているが、本種はオスが唾液を吐きつけ、それをメスが食べているうちに交尾をすると言われている。 ぜひ、観察してみたいものである。 |
■ 岡山県の情報 |
岡山県全域に分布するが少ない。
トップ写真の個体は、4月の暖かい日に、せわしなく飛び回っていた。 筆者が採集し、標本として保管している。 |