秋の昆虫観察会

平成16年11月14日(日)
岡山県佐伯町「自然保護センター」

今回は秋の昆虫観察会。ずいぶん気温も下がってきました。秋の昆虫たちはどんなくらしをしているのかな?


 ◆今回捕れた生き物◆
 ● どっちがクワガタムシ? どっちがカナブン?
2匹ともとてもよく似ていますが… しばらくすると,カナブンは…背中で這いだしました。これはカナブンの幼虫の特技です。
お尻が縦に割れているのがクワガタムシ お尻が横に割れているのがカナブン
 ●オオゴキブリ(幼虫)  ●イッスンムカデ
ゴキブリ目オオゴキブリ科
室内で見るゴキブリのように,ギトギトした感じがなく,親しみ安そう。
イシムカデ目イッスンムカデ科
歩肢(ほし)は,15対。ちなみに日本最大のトビズムカデは21対である。
 ●キマワリ(幼虫)  ●ゴミムシダマシ
コウチュウ目ゴミムシダマシ科 コウチュウ目ゴミムシダマシ科
そのままずばりゴミムシダマシか,あるいはそれに近い仲間だろう。
 ●エグリゴミムシダマシ
    Uloma marseuli
 ●チビクワガタ(オス)
コウチュウ目ゴミムシダマシ科
エグリゴミムシダマシと判断したが,あるいはそれに近い仲間かもしれない。
コウチュウ目クワガタムシ科
全長9〜16oというものすごい小ささ。くち木の中から出てくることは少ないらしい。
 ●ヤマトフキバッタ  ●ツチイナゴ
バッタ目イナゴ科
バッタ目イナゴ科
 ●クルマバッタ  ●クルマバッタモドキ
バッタ目バッタ科 バッタ目バッタ科
 ●ミノウスバ
チョウ目マダラガ科
マユミの枝にたくさんの成虫がとまったまま死んでいた。たくさんの卵には毛がかぶせられていたのは,防寒の意味だろうかそれとも保護色にするためだろうか…。マサキ,トキワサンザシなどにもたくさんくるらしい。
 ● ニレチュウレンジ(幼虫)
     Arge captiva
 ●ホシササキリ
ハチ目ミフシハバチ属
初夏と秋の年2回発生して,ニレ科の植物の葉を食べる。
バッタ目キリギリス科
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。

 


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