シナノキ科カラスノゴマ属カラスノゴマ　Corchoropsis tomentosa

シナノキ科カラスノゴマ属カラスノゴマ，学名：Corchoropsis tomentosa，かのんの樹木図鑑
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シナノキ科　カラスノゴマ属　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１年草
学名　：　Corchoropsis tomentosa (Thunb.) Makino （烏の胡麻）　別名／－－
花　期	８～９月
分　布	本州・四国・九州
生育地	道端，畑
参考図書・林弥栄監修，野に咲く花，山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑1〉，1989年，P229 ・岡山県編，岡山県野生生物目録2009，岡山県生活環境部自然環境課，2009年



2008.9.14　岡山県吉備中央町
葉腋（ようえき）から長い花柄を伸ばし，黄色い花を１つずつつける。花弁は５個で風車状。萼片（がくへん）も５個，強く反り返る。雄しべは10～15個のうち，５本は葯（やく）が消失し，仮雄しべとなり，装飾的なはたらきをしている。

2012.9.26 岡山県高梁市川上町
高さは30～90㎝。下部で枝分かれするが，上部ではあまり枝分かれはしないようだ。

2008.9.14　岡山県吉備中央町	2011.11.3　岡山県高梁市川上町

2011.11.3　岡山県高梁市川上町
葉は互生（ごせい）し，葉身は卵形で，長さ２～７㎝。基部は円形，先端は尖る。全体に星状毛（せいじょうもう）が多い。秋には全体に赤く色づく。

2011.11.3　岡山県高梁市川上町	2011.11.3　岡山県高梁市川上町
	茎には星状毛（せいじょうもう）が密生している。


2011.11.3　岡山県高梁市川上町
蒴果（さくか）。長さ2.5～3.5㎝。子房上位。熟すと赤く色づき，立ち上がる。

2011.11.20　岡山県高梁市川上町
すっかり葉も落ち果実のみが残っていた。果実は手で触れると付け根の方から裂開し，中から光沢のある種子がたくさん出てきた。