ユリ科ネギ属ヤマラッキョウ,学名:Allium thunbergii,かのんの樹木図鑑
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ユリ科 ネギ属 多年草 | |
学名 : Allium thunbergii ( 山辣韮 ) 別名/ -- |
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花 期 | 9〜10月 |
分 布 | 本州(福島県以南),四国,九州,沖縄 |
生育地 | 山地の草地 |
参考図書 (1) 畔上能力監修,山に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑2〉,1996年,P448 (2) 中原清士,羽賀実著,岡山の野の花 夏・秋,山陽新聞社,1983年,P178 (3) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年 |
2012.10.20 岡山県真庭市落合垂水 | |
高さは30-60p,初夏から中空の花茎を伸ばし,紅紫色の花を散形状につける。 花被片は6個あり,平開しない。 雄しべは花被片と同じ紅紫色,葯は橙色で,花被片から突出し目立つ。 白花の個体もあるようだ。 |
イトラッキョウもユリ科ネギ属の多年草。長崎県平戸の特産であるが,栽培品が出回っている。 |
図鑑にはニラ臭は少ないとある。私も実際にちぎって確かめてみたが,やはりそう感じた。鱗茎は栽培種のラッキョウに似ており,炒め物,煮物,天ぷらなどの調理で食べることはできるが,小さいためふつうは利用されない。 |
山に生えるラッキョウの意味だろうが,「ヤマ」には「役に立たない」という意味も含まれているように思う。 |
岡山県内では北部山地の尾根の草地から,南部の野原まで分布は広い。(2) |
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。 |
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