ユリ科 ヤブラン属 (多年草) | |
学名:Liriope platyphylla (藪蘭) 別名/−− |
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花 期 | 8〜10月 |
分 布 | 本州・四国・九州・沖縄 |
生育地 | 山野の木陰 |
参考文献:山と渓谷社「野に咲く花」P440 |
我が家の庭にも植えた覚えのないヤブランがある。おそらく鳥が運んできたのであろう。 ただ,黒いのは種子であるから,鳥にとって食用になる部分はない。鳥散布をねらうのなら果肉を充実させるのが普通だが、ヤブランはその労力を省き、美味そうな艶のある黒色で鳥をだましているとも言える。 また,黒い種子は,比較的容易に,バラバラと脱落する。鳥に食べさせるのなら目立つように軸に残しておいた方がよいだろうが…。 ヤブランは,ランと名が付くがユリ科に属する。シュンランに似ているところから付けられた名前であると言われている。 |
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