ユリ科ワスレグサ属ヤブカンゾウ,学名:Hemerocallis fulva L. var. kwanso,かのんの樹木図鑑
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ヤブカンゾウ

ユリ科 ワスレグサ属 
学名 : Hemerocallis fulva L. var. kwanso
(藪萓草) 別名/ オニカンゾウ
花 期  7〜8月
分 布 北海道・本州・四国・九州
生育地 道ばた,土手,林縁,河原
参考図書
(1) 林弥栄監修,野に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑1〉,1989年
(2) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年
(3) 高橋勝雄著,野草の名前 夏〈山渓名前図鑑〉,2003年


2005.6.30 岡山県高梁市有漢町
花は八重咲きで,雄しべと雌しべの一部が花弁状になっており,結実しない。
2004.7.2 岡山県加賀郡吉備中央町 2017.7.26 岡山県真庭市蒜山
奈良時代以前に中国から帰化したと考えられている(※3)。

ノカンゾウ(Hemerocallis fulva var. disticha)は,花は一重で,葉は幅1〜1.5pとヤブカンゾウより細い。ふつう結実しない(※1)。
名の由来
ヤブカンゾウの母種(ぼしゅ)は,中国原産のホンカンゾウで,食用,薬用に用いられる(※1)。
ホンカンゾウに比べて,価値が劣るという意味で「ヤブ(藪)カンゾウ」なのではないだろうか。
岡山県情報
岡山県全域で普通に見られる(※2)。
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