ユリ科ツルボ属ツルボ,学名:Scilla scilloides,かのんの樹木図鑑
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ツ ル ボ

ユリ科 ツルボ属                          多年草
学名 : Scilla scilloides (Lindl.) Druce
( 蔓穂 ) 別名/ サンダイガサ(参内傘)   
花 期  8〜9月
分 布 日本全土
生育地 日当たりの良い山野
参考図書
・林弥栄監修,野に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑1〉,1989年,P426
・佐竹義輔ほか編,「フィールド版日本の野生植物草本」,平凡社,1985年


2005.9.22 岡山県高梁市有漢町
花茎(かけい)は高さ20〜40p。淡紫色の花を多数つけ,下から順に開花する。花被片(かひへん)6個,雄しべ6個がある。
2011.11.23 岡山県「半田山植物園」
果実は刮ハ(さくか)。3裂し,黒い球形の種子3個がある。
2014.9.6 岡山県笠岡市「梶子島」
地下に2〜3pの卵球形の鱗茎があり,水にさらしてよく煮ると食用になる。
名の由来
ツルボの語源は不明とされる。花穂がひょろ長く伸びる様が,蔓を思わせることによるのではないかと思う。
「別名のサンダイガサ(参内傘)は,公家が参内するとき,従者がさしかけた長い柄の傘をたたんだ形と花序が似ていることによる。」(山と渓谷社「野に咲く花」より引用)
岡山県情報
岡山県内では海岸部から吉備高原にかけて普通に見られる。
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。

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