ユリ科オモト属オモト,学名:Rohdea japonica,かのんの樹木図鑑
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オ モ ト

ユリ科 オモト属                         多年草
学名 : Rohdea japonica (Thunb.) Roth
( 万年青  ) 別名/マンネンセイ
花 期  5〜7月
(果期12月〜2月)
分 布 本州(東海以西),四国,九州
生育地 山地の林内
(1) 高橋勝雄著,野草の名前 夏〈山渓名前図鑑〉,2003年,P82
(2) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年


2013.3.3 岡山県新見市哲多町
2005..2.13 岡山県吉備中央町「宇甘渓」
 日光のさしこむさほど暗くない杉林の中に,複数の株が見られた。ほとんどの株に果実は見られなかったが,唯一,この株だけ果実を残していた。
 園芸品種も多く,一般に庭に植えられているものは,もっと葉の大きなものや,斑入りのものが多く見られるようだ。
2005..2.13 岡山県吉備中央町「宇甘渓」
 一説によると,「蝸牛媒花(かぎゅうばいか)といい,カタツムリやナメクジが花被(かひ)を食べて花粉を媒介する」ということだ。しかし,あのねばねばの粘液をもつカタツムリやナメクジが,ほんとうに花粉を媒介する主体なのかと疑いたくなる…。
2007.5.5 岡山県「宇甘渓」
オモトの葉にたくさんの甲虫が群がっていた。名前を調べてみるとクワハムシ Fleutiauxia armata (Baly)らしい。
「江戸時代にオモトの葉芸(葉変わり)品種の投機的な売買が盛んに行われ,幕府から禁令が出るほどであった。明治以降も何度か流行した異色の古典植物である。」(1)
名の由来
「赤い実が厚手の大きな葉に囲まれている姿を,母の手に抱かれる児に見立てて「母人(おもと)」という。」(1)
岡山県情報
岡山県全域に広く分布する。石灰岩地に多い傾向にある。(2)
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