ユリ科ユリ属コオニユリ,学名:Lilium leichtlinii var. maximowiczii,かのんの樹木図鑑
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コオニユリ

ユリ科 ユリ属                             多年草 
学名 : Lilium leichtlinii var. maximowiczii
( 小鬼百合 ) 別名/−−
花 期  7〜9月
分 布 北海道・本州・四国・九州
生育地 山地の草原や湿地
参考図書
(1) 畔上能力監修,山に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑2〉,1996年,P454


2005.7.26 岡山県「大平山」
2006.7.30 岡山県「自然保護センター」
花をうつむき気味につけ,花冠からは長い雄しべと雌しべが飛びだしている。受粉にはアゲハチョウなどの大型のチョウ類が関与するが,花をうつむき気味にすることで,チョウは蜜を吸うのに一生懸命,雄しべや雌しべにしがみつこうとする。その際,大量の花粉が体につくという狙いがあると言われている。
2006.7.30 岡山県「自然保護センター」 2006.7.30 岡山県「自然保護センター」
コオニユリの葉腋(ようえき)にはむかご(珠芽)がつかない。同属のオニユリは人里に多く,むかごなどで栄養生殖し,果実は実らない。
2012.8.29 岡山県新見市「雄山雌山」


(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。

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