ユキノシタ科ウメバチソウ属ウメバチソウ,学名:Parnassia palustris,かのんの樹木図鑑
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ウメバチソウ

ユキノシタ科 ウメバチソウ属                  多年草
学名 : Parnassia palustris
( 梅鉢草 ) 別名/ 
花 期 8〜10月
分 布 北海道,本州,四国,九州
生育地 山野の日当たりのよい湿地
参考図書
・畔上能力監修,山に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑2〉,1996年,P272
・岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年

2011.10.10 岡山県立森林公園
花茎(かけい)は10〜40p。
2011.10.10 岡山県立森林公園
花は直径2〜2.5p,花弁は5個,白色で縁には微細な切れ込みがある。雄しべは10個あるが,内5個は花粉を出さない仮雄しべで,先端が12〜22裂し,黄色い腺体となっている。柱頭は4裂する。
上の写真では,雄しべ3個の葯(やく)がまだ花粉をもっており,自家受粉を避けるために,柱頭はまだ開いていないと思われる。
2011.10.10 岡山県立森林公園 2011.10.10 岡山県立森林公園
アブのなかまが蜜を吸いに来ていた。 つぼみ
2011.10.10 岡山県立森林公園
茎葉は広卵形で,基部は心形,先端は短くとがる。葉柄(ようへい)はなく,基部は茎を抱く。
岡山県内に自生するウメバチソウ属(Parnassia)は,本種のほかに次の2種。
シラヒゲソウ
オオシラヒゲソウ(岡山県版RDB,絶滅危惧T類)
名の由来
花が梅の花に似ていることによる。
岡山県情報
岡山県内では,海岸部を除く全域に広く分布するが個体数は多くない。
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