ヤマノイモ科 ヤマノイモ属 
学名 : Dioscorea japonica
( 山の芋 ) 別名/ジネンジョ(自然薯)
花 期  7〜8月(※1)
分 布 本州・四国・九州・沖縄(※1)              
生育地 山野(※1)
参考文献 山と渓谷社「野に咲く花」P408(※1)


2006.8.9 岡山県「高梁美しい森」
ヤマノイモは雌雄異株(しゆういしゅ)。つまり,雄花をつける株と,雌花をつける株が,別にある。写真は雄花序。雄花序は小さな丸い花をつけ,葉腋(ようえき)から立ち上がる。花は余り開かず,よく見ないと開花に気付かない。
H16.10.7 岡山県吉備中央町
葉の脇にむかご(球芽)をつけ,栄養生殖も行う。成熟するとちょっと触っただけで,ぽろりと落ちる。
フライパンで煎ったり,油で揚げたり,ご飯と一緒に炊いたりすると美味しい。
H16.11.13 岡山県鳴滝森林公園
この写真からは分からないが葉は対生する。これは,ヤマノイモやナガイモ特ちょう。よく似たオニドコロやヒメドコロは互生するので同定のポイント。 また,蔓は右上巻き。オニドコロやヒメドコロは左上巻きである。
H16.11.13 岡山県鳴滝森林公園 H16.11.13 岡山県鳴滝森林公園
果実。この中に6個の種子が入っている。 刮ハ(さくか)。3つに裂け,翼(よく)のついた薄い種子が6個ある。風散布(かぜさんぷ)。
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。

 


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