ウコギ科トチバニンジン属トチバニンジン,学名:Panax japonicus,かのんの樹木図鑑
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トチバニンジン

ウコギ科 トチバニンジン属        多年草
学名 : Panax japonicus C.A.Meyer
( 栃葉人参 ) 別名/ チクセツニンジン
花 期  6〜8月
分 布 北海道・本州・四国・九州
生育地 山野の林内
(自然林,二次林,渓谷,山草地)
参考図書 
(1) 畔上能力監修,山に咲く花,山と溪谷社<山溪ハンディ図鑑2>,1996年,P214
(2) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年


2007.9.23 岡山県立森林公園 2007.9.23 岡山県立森林公園
薄暗い林床に赤い果実が目立っていた。岡山県内の分布は,北部で普通。中部では少なく,南部には分布しない。(「岡山県野生生物目録2003年度版」) 果実は球形で赤色。散形(さんけい)状につく様はいかにもウコギ科らしい。
2007.9.23 岡山県立森林公園
「トチバニンジン」の名は葉がトチノキ(トチノキ科)の葉に似ていることに由来するらしい。葉は3〜5個輪生し,葉柄は長い。掌状複葉(しょうじょうふくよう)で,小葉は5個。小葉の先端はやや尾状に尖り,縁には鋸歯がある。
別名の「チクセツニンジン」の「チクセツ」は,「竹節」。根茎が竹の節に似ていることによるという。(※1)
2008.6.10 岡山県「宇甘渓」 2008.6.10 岡山県「宇甘渓」
開花まであとわずかのトチバニンジン。県中部の「宇甘渓」にもあった。
2013.8.19 岡山県新見市「花見山」
名の由来
和名は,葉がトチノキの葉に似ており,根が朝鮮人参に似ていることによる。
小葉柄を有する5枚の掌状複葉は,むしろウコギ科のコシアブラに似ている。
岡山県情報
岡山県では北部の中国山地を中心に分布する。
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