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クルマバザクロソウ

ツルナ科 ザクロソウ属                1年草
学名 : Mollugo verticillata L.
( 車葉石榴草 ) 別名/−−
花 期  7〜8月
分 布 熱帯アメリカ原産
生育地 里草地、河原、畑、路傍           
参考図書 山と渓谷社「山渓ハンディ図鑑2 山に咲く花」P350


   
2005.8.22 岡山県高梁市有漢町
江戸時代末期に渡来し,各地に帰化したと言われている。
日本在来のザクロソウは,花が集散状につくが,クルマバザクロソウは葉腋(ようえき)に束生(そくせい)することで区別できる。花弁のように見えるのは,萼片(がくへん)。
2005.8.22 岡山県高梁市有漢町
葉は,4〜7個ずつ偽輪生(ぎりんせい)する。
2008.6.25 岡山県吉備中央町
刮ハ(さくか)は3裂する。中には光沢のある赤色の種子があり、これが「ザクロ」をイメージさせる。種子を拡大すると、円弧を描くようなすじが数本あり、表面がでこぼこしたザクロソウとは決定的に異なることが分かる。
●備  考●
  1. 名前の由来
    ザクロソウの名はもちろん木本のザクロPunica granatum に由来している。しかし、葉がザクロに似ているという説と、果実がザクロににているという説がある。個人的には後者の説がしっくりくるように思う。
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。

 


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