トウダイグサ科ヤマアイ属ヤマアイ,学名:Mercurialis leiocarpa,かのんの樹木図鑑
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ヤマアイ

トウダイグサ科 ヤマアイ属               多年草
学名 : Mercurialis leiocarpa
( 山藍 ) 別名/メソクサ
花 期  3〜4月 (雌雄異株)
分 布 本州・四国・九州・沖縄
生育地 山地の湿り気のある林内
参考図書
(1) 山と渓谷社「山に咲く花」P234 ※1

(2) 金園社「気を付けよう!特捜100種」中井将善


2005.4.25 岡山県「宇甘渓」
雄株。枝先の葉腋(ようえき)から,長い花柄を出し,穂状に小さな花をつける。
2005.5.5 岡山県「宇甘渓」
雌株。雌花は花数が少なく,私の観察では1株に2〜3個が多かった。図鑑(※1)の記述に寄れば,“2個の棒状体と1個の雌しべがある”という。おそらく,先端にある白い部分が柱頭で2裂しているのだろう。棒状体についてはよく分からないが,下部の丸い部分がそうだろうか。
2005.5.26 岡山県「宇甘渓」 2005.5.26 岡山県「宇甘渓」
個体数は少ないが雄花と雌花を両方つける株もある。花の付き方にはいろいろなパターンがあるということだ。上の写真は,花期は終わっているが雄花の痕跡があった。
2005.4.25 岡山県「宇甘渓」 2005.4.25 岡山県「宇甘渓」
光沢のある葉。縁には鋸歯がある。 葉は対生(たいせい)。長い柄を有する。葉の付け根に小さな托葉(たくよう)が残っている。
見どころ
全草有毒。誤食すると腹痛,血便,血尿を生じるとされる。
名の由来
かつて,染料として利用されたことが名の由来とされる。一説によると藍色には染まらず緑色に染まるという。(※1)
岡山県情報
「宇甘渓」ではスギ林の中に大きな群落を形成していた。雄株が多く,雌株は少ないようだった。地下茎により増えるため群落ができるのだろう。
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