トウダイグサ科トウダイグサ属トウダイグサ,学名:Euphorbia helioscopia,かのんの樹木図鑑
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トウダイグサ科 トウダイグサ属 2年草 | |
学名 : Euphorbia helioscopia ( 燈台草 ) 別名/−− |
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花 期 | 4〜6月 |
分 布 | 本州・四国・九州・沖縄 |
生育地 | 日当たりの良い畑,道ばた |
参考図書 ・山と渓谷社「山渓ハンディ図鑑1 野に咲く花」p250 ※1 ・家の光協会「ビジュアル園芸・植物用語事典」p56 ※2 |
2007.2.23 岡山県高梁市有漢町 | |
杯状花序(はいじょうかじょ)と言われるトウダイグサ属に特有の花序をつける。(壺状花序(こじょうかじょ)とも言われる。※2) 5個の総苞片が合着し壺形になった総苞の中に,雌花が1個と数個の雄花がある。 ※上の写真では,壺形の総苞が6個ある。雌性先熟で,中央の1個が雄性期,周辺の5個が雌性期にある。雌性期の花の周辺には,まだ総苞葉に包まれた状態の花序が3つずつあるようだ。 |
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2007.2.23 岡山県高梁市有漢町 | 2007.2.23 岡山県高梁市有漢町 |
雄性期の花序。 壺形の総苞の中には,雄花が数個あり,1つの花は雄しべ1個からなる。 写真では黄色の葯(やく)から花粉が出ている。すでに雌性期は終わり,雌しべは役目を終えている。総苞の上端には腺体があり,光っているのは蜜を分泌しているようだ。 |
雌性期の花。 壺形の総苞の中には,1個の雌花がある。写真では,3個の花柱が伸び,子房が肥大してきている。 壺の中には,これから伸びてくる雄しべが見える。 |
2004.4.26 岡山県吉備中央町和田 | |
2004.4.26 岡山県吉備中央町和田 | |
葉を5個,輪生し,それぞれの葉腋(ようえき)から5本の枝を放射状に伸ばす。 |
全草に毒性分を含む。植物体を傷付ける出る白い液体は刺激があり,皮膚につくと水疱になる。 | |
ナツトウダイ(Euphorbia sieboldiana)は,この仲間では最も春早く開花する。 | |
ネコノメソウ(Chrysosplenium grayanum)は,花の雰囲気が似ているが,ユキノシタ科の多年草。トウダイグサのように,花茎が長くない。 | |
輪生葉が,燈明台によく似ていることから。 | |
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