図鑑と照らし合わせながら「アリアケスミレ」と判断
したのですが,お気づきの点があればお知らせ下さい。
スミレ科 スミレ属 多年草 | |
学名 : Viola betonicifolia var. albescens ( 有明菫 ) 別名/ −− |
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花 期 | 4月上旬〜5月 |
分 布 | 本州・四国・九州 |
生育地 | 日当たりのよい湿り気のあるところ (水田や畑の畦など) |
参考図書 山と渓谷社「野に咲く花」P239 山と渓谷社「増補改訂日本のスミレ」P132 |
2006.4.22 岡山県吉備中央町 小森 | |
河川沿いにある公園の路肩に群生していた。大きな池があり,「日当たりがよく湿り気があるところを好む」という図鑑の記述にも一致する。 | |
2006.4.22 岡山県吉備中央町 小森 | 2006.4.22 岡山県吉備中央町 小森 |
中央部のアップ。 柱頭上部はカマキリの頭状。側弁基部は有毛。 |
暗かったためピントが合わず,手に持って撮影したため,すこしうつむき加減が異なる。実際はもう少し前にうつむいている。 |
2006.4.22 岡山県吉備中央町 小森 | 2006.4.22 岡山県吉備中央町 小森 |
葉を垂直に立てることなく,水平に開く。 ※シロスミレは垂直に立てる。 |
地上茎はなく,托葉(たくよう)は,葉に沿着していないようだ。 |
2006.4.22 岡山県吉備中央町 小森 | |
葉はへら形。葉身が葉柄より長いのが,シロスミレとの識別に役立つ特徴。 ※シロスミレは,葉身が葉柄よりも短い。 |
花の色は変化に富み,ほとんど白色の個体から,紫の筋が強く淡紫色に見える個体まであるそうだ。そういった変化に富む様子を「有明の空」になぞらえて名が付けられたということだ。 |
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。
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