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クロバナヒキオコシ

シソ科ヤマハッカ属              多年草
学名 : Rabdosia trichocarpa H.Hara
( 黒花引き起こし ) 別名/−−
花 期  8〜9月
分 布 北海道・本州(日本海側)
生育地 山地
(二次林、山草地、里草地、半自然草地、林縁、路傍)
参考図書
山と渓谷社「山渓ハンディ図鑑2 山に咲く花」P154 ※1
山と渓谷社「和名の由来と見分け方 野草の名前 −秋冬−」P254 ※2


2007.9.23 岡山県立森林公園
集散花序に小さな濃紫色の唇形花を疎らにつける。上唇は4裂し立ち上がり、下唇は舟形。
ヒキオコシ R.japonica に比べて花の色が濃い紫であるため、クロバナヒキオコシという。ヒキオコシ“引き起こし”は、別名をエンメイソウ(延命草)ともいい、“弘法大師が倒れていた修験者に草の絞り汁を飲ませたら、元気になったとう伝説による”(※2)ことが名前の由来だという。
岡山県内には、ヒキオコシの他、クロバナヒキオコシ、サンインヒキオコシが分布する。ヒキオコシが中部に普通なのに対し、クロバナヒキオコシや、サンインヒキオコシは北部を中心に分布する。(「岡山県野生生物目録2003年度版」)
2007.9.23 岡山県立森林公園 2007.9.23 岡山県立森林公園
森林公園内の道ばたの至る所で見られた。
2007.9.23 岡山県立森林公園
葉は対生し、広卵形。茎は断面が四角形。


 
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。

 


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