セリ科ヤマゼリ属ヤマゼリ,学名:Ostericum sieboldii,かのんの樹木図鑑
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ヤマゼリ

セリ科 ヤマゼリ属                        多年草
学名 : Ostericum sieboldii
( 山芹 ) 別名/ 
花 期 7〜10月
分 布 本州,四国,九州
生育地 山地の林内
参考図書
・畔上能力監修,山に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑2〉,1996年,P197
・林弥栄監修,野に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑1〉,1989年,P211

2011.10.15 岡山県新見市
複散形花序(ふくさんけいかじょ)をつける。5個の花弁は,先端が内側に曲がっている。上の写真の個体はすでに花期は終わりかけで,雄しべや花弁の一部はすでに脱落している。
2011.10.23 岡山県高梁市川上町 2011.11.3 岡山県高梁市川上町
果実はやや扁平な卵状楕円形。隆起線が目立つ。左はやや未熟,右は同一個体,やや紫色を帯び,隆起線が濃くなってきた。
2011.10.23 岡山県高梁市川上町
2011.10.15 岡山県新見市 2011.10.15 岡山県新見市
葉は2〜3回,3出羽状複葉で,小葉の縁には粗い鋸歯(きょし)がある。
2011.11.3 岡山県高梁市川上町 2011.11.3 岡山県高梁市川上町
茎の内部は中空。 葉の基部は鞘となって茎を抱く。
シラネセンキュウ,カノツメソウに似る。
カノツメソウに比べると本種の方が全体にしっかりした印象がある。特に小花柄は本種の方が太い。シラネセンキュウと比べると本種の方が複散形花序も花も小型である。
名の由来
山にあるセリの意味。セリに比べて利用価値が低いという意味もあるのかも知れない。
岡山県情報
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