リンドウ科 センブリ属 2年草 | |
学名 : Swertia japonica ( 千振 ) 別名/トウヤク(当薬) |
|
花 期 | 8〜11月 |
分 布 | 北海道・本州・四国・九州 |
生育地 | 日当たりのよい草地 |
参考文献 山と渓谷社「山渓ハンディ図鑑2 山に咲く花」P174 |
2005.10.23 岡山県「自然保護センター」 | |
花冠(かかん)の裂片には,淡い紫色のラインがある。中央に長い毛があるが,イヌセンブリよりははるかに少ない。雄しべは5個あり,黒い葯(やく)が目立つ。図鑑によると「柱頭は板状で2個」とあるが,この写真ではよく分からない。裂片の基部には,黄緑色の蜜腺(みつせん)が2個ずつある。 | |
2005.10.23 岡山県「自然保護センター」 | |
葉はイヌセンブリと同じく対生するが,より細く厚みがある。葉をかじると,イヌセンブリよりもずっと苦いのがよく分かる。茎は4稜形。 | |
2005.10.24 岡山県高梁市「大平山」 | |
大平山の日当たりのよい斜面にセンブリの一群を見つけた。日当たりもよく,たくさんの花が咲いていた。 | |
2008.10.04 岡山県吉備中央町 | |
吉備高原都市内でもセンブリを見ることができる。 |
● 備 考 ● センブリは,お茶にして千回振りだしてもなくならないと言われるぐらい苦みが強い。しかし,イヌセンブリは,苦みが少なく薬用として役に立たないという意味で「犬」を付されている。 |
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。
Copyright(C) 2003.9- Kanon All Rights Reserved.