リンドウ科センブリ属アケボノソウ,学名:Swertia bimaculata,かのんの樹木図鑑
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アケボノソウ

リンドウ科 センブリ属                       2年草
学名 : Swertia bimaculata Hook. et Thoms.
( 曙草 ) 別名/キツネノササゲ
花 期  9〜10月
分 布 北海道・本州・四国・九州
生育地 山地の水辺(渓谷・湿地)
参考図書
・畔上能力監修,山に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑2〉,1996年,P174


上:2005.10.16 岡山県「自然保護センター」 下:2007.9.23 岡山県立森林公園
花冠は深く5裂し,先端部には黒紫色の斑紋がある。また,黄緑色の斑紋が2個ずつあり,「蜜腺溝」といわれる。実際,小さな昆虫が多数よってきていた。萼片(がくへん),雄しべは5個。柱頭は1個。
2006.10.15 岡山県「自然保護センター」 2006.10.15 岡山県「自然保護センター」
葉は対生(たいせい)
2011.10.15 岡山県新見市
ある神社のご神殿の裏手で見つけた。普通,水辺で目にすることが多い本種であるが,湿り気のあるところであれば生育するようだ。
2014.11.8 岡山県鏡野町「白賀渓谷」
花はとても美しく目につきやすいが,果実はなかなか気づきにくい。種子は黒色でとても小さい。
アケボノソウは,センブリやイヌセンブリと同じセンブリ属。花のつくりや雰囲気はよく似ている。
写真:イヌセンブリ
名の由来
花冠の裂片にある模様を,曙(=夜明けの空)に見立てたとされる。
岡山県情報
岡山県内では,中北部で普通,南部では少ないとのこと(「岡山県野生生物目録2003年度版」)
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