オモダカ科オモダカ属アギナシ,学名:Sagittaria aginashi,かのんの樹木図鑑
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ア ギ ナ シ

オモダカ科 オモダカ属                          多年草
(岡山版RDB:準危急種) 
学名 : Sagittaria aginashi Makino
( 顎無し ) 別名/−−
花 期  6〜10月 ※1
分 布 北海道・本州・四国・九州 ※1
生育地 池沼地,湿地 
参考図書
(1) 林弥栄監修,野に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑1〉,1989年,P467
(2) 林弥栄監修,野草見分けのポイント図鑑,講談社,2003年,P194
(3) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年


2012.8.19 岡山県加賀郡吉備中央町
水田の一角の田植えをしていない場所に群生していたもの。後方にある太い株はイネ。生育場所は池沼地や湿地と文献にはあり,水田や放棄水田とは書かれていないが,葉の形状からアギナシと判断した。
2012.8.19 岡山県加賀郡吉備中央町
アギナシの葉の特徴は,葉身が「やじり型」であること。側裂片2個と頂裂片1個に分かれており,同属のオモダカよりも裂片が細長いのが特徴である。
しかし,裂片の幅には個体差があり,側裂片が頂裂片よりもやや短いこと,葉の裂片の先端がやや丸みを帯びている(ルーペでの観察が必要)ことを確認する必要がある。
2012.8.19 岡山県加賀郡吉備中央町
花茎は高さ30〜80p,上部には多数の雄花,株には小数の雌花を数段にわたって3輪生させる。雄花には黄色の葯(やく)が目立ち,中央の雌しべは退化している。雌花には多数の雌しべがある。
2006.7.30 岡山県「自然保護センター」
2006.8.24 岡山県「鯉が窪湿原」 2006.8.24 岡山県「鯉が窪湿原」
見どころ
名の由来
岡山県情報
メール(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。

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