ナデシコ科センノウ属オグラセンノウ,学名:Silene kiusiana,かのんの樹木図鑑
ナデシコ科 センノウ属 多年草 |
学名 : Silene kiusiana
( 小倉仙翁 ) 別名/−− |
花 期 |
7〜8月 |
分 布 |
本州(岡山県西部)・九州 |
生育地 |
湿地 |
参考文献
(1) 畔上能力監修,山に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑2〉,1996年,P348
(2) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年 |
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▲湿地に生育し,高さは80〜100pになる。 |
H17.6.26 岡山県「自然保護センター」 |
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2006.7.9 岡山県「自然保護センター」 |
ナデシコの仲間は雌性先熟,つまり,雄しべが先に熟し,その後雌しべが熟すことにより,自家受粉を避ける。左写真が,雄しべが熟している状態。この時,雌しべは花筒(かとう)の中である。そして,右写真が,雌しべが熟した状態。雄しべはすでに脱落している。 |
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▲花弁は5個あり,先端は細裂する。 |
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▲萼筒は長い。長さ約2p。 |
▲葉は対生(たいせい),茎には下向きの短毛がある。葉柄はなく,葉身の基部は茎をやや抱く。 |
2015.7.7 岡山県自然保護センター |
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岡山県内で「センノウ」と名がつく植物
フシグロセンノウ |
岡山県北部の草地,林縁 |
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マツヨイセンノウ |
岡山県南部の路傍,草地 |
北アメリカ原産 |
ツキミセンノウ |
岡山県中部〜南部の草地,中央分離帯 |
ヨーロッパ原産 |
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岡山県では,国の天然記念物に指定されている鯉が窪湿原(哲西町)が自生地として知られている。 |
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