ナデシコ科ハコベ属ハコベ,学名:Stellaria neglecta,かのんの樹木図鑑
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ハ コ ベ

ナデシコ科 ハコベ属                 1〜2年草
学名 : Stellaria neglecta
( 繁縷 ) 別名/ ハコベラ,ミドリハコベ,ヒヨコグサ
花 期  3〜9月
分 布 日本全土
生育地 空き地,道ばた,畑地など
参考図書
林弥栄監修『野に咲く花』山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑1〉,1989年,P344


2011.4.25 岡山市「池田動物園」
2008.3.15 岡山市「半田山植物園」 2006.4.16 岡山市「生涯学習センター」
春の七草のひとつ“ハコベラ”はハコベのこと。
花弁は5個,基部近くまで裂けているため10弁に見える。雄しべは4〜10個。柱頭が3個あり,風車のようにやや湾曲する。

萼片
(がくへん)が花弁より大きく,花弁からはみ出して見える。
萼片には腺毛(せんもう)が多い。
雄しべの葯
(やく)は紅色で,花粉が出始めると黄色に見える。
2011.4.25 岡山市「池田動物園」
茎の片側に1列に並んで毛がある。
ハコベ属(※ノミノツヅリはノミノツヅリ属)の比較
種 名 花   弁 雌しべ 萼片
ハコベ 切れ込む 萼片>花弁 3個 腺毛あり
コハコベ 切れ込む 萼片>花弁 3個 腺毛あり 暗紫
ノミノフスマ 切れ込む 萼片<花弁 3個 腺毛なし
ノミノツヅリ 切れ込まない 萼片>花弁 3個 腺毛なし
ウシハコベ 切れ込む 萼片<花弁 5個 腺毛なし
名の由来
日本最初の本草書である『本草和名』(918年)に登場する波久倍良(はこべら)の転訛と考えられるが,語源は不明とのこと。
岡山県情報
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