マメ科シャジクソウ属ムラサキツメクサ(アカツメクサ),学名:Trifolium pratense,かのんの樹木図鑑
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ムラサキツメクサ

マメ科 シャジクソウ属                   多年草
学名 : Trifolium pratense L.
(紫詰草) 別名/ アカツメクサ
花 期  5〜8月
分 布 ヨーロッパ原産(全国で野生化)
生育地 道ばた,空き地など
参考図書
林弥栄監修『野に咲く花』山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑1〉,1989年,P266
全国農村教育協会「日本帰化植物写真図鑑」P150


2003 岡山県吉備中央町
紅紫色の蝶形花(ちょうけいか)が複数集まって,球形の花序を形成する。シロツメクサと似ているが,花柄がなく,花序のすぐ下に,葉があるのが特徴。
同属のシロツメクサT. repensやタチオランダゲンゲT. hybridumには花序のすぐ下に葉がないので区別する際の手掛かりになる。
H16.8.14 岡山県吉備中央町 2008.6.1岡山県吉備中央町
花は下から順に先あがるので,花序全体の花期は長い。
花期が終わっても,茶色に乾燥した花弁は長く残る。シロツメクサと異なり,花柄がないため,受粉しても花が下を向かないのも特徴。
葉は3出複葉で,小葉は卵形。V字形の淡緑色の斑紋が目立っていることが多い。縁には細かな鋸歯(きょし)が並ぶ。
2008.6.1岡山県吉備中央町 2008.6.1岡山県吉備中央町
茎などには,長い開出毛(かいしゅつもう)が目立つ。托葉(たくよう)は半透明で,折り畳まれてることが多い。赤い脈が目立つ。 茎は立ち上がり,高さ20〜60pに達する。シロツメクサや,タチオランダゲンゲに比べるとかなり背が高い。
2008.6.1岡山県吉備中央町
シロスジヒゲナガハナバチ(あるいはその仲間)だろう。
シロツメクサ(クローバー)(Trifolium repens)
ベニバナツメクサ(Trifolium incarnatum)
名の由来
紫色(赤色)をしたツメクサの意味。ツメクサの由来については,シロツメクサの項を参照のこと。
岡山県情報
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