キンポウゲ科オキナグサ属オキナグサ,学名:Pulsatilla cernua,かのんの樹木図鑑
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オキナグサ

キンポウゲ科 オキナグサ属        多年草
学名 : Pulsatilla cernua
( 翁草 ) 別名/オバシラガ,ウバシラガ
            ババシラガ,カワラチゴ
花 期  4〜5月
分 布 本州・四国・九州
生育地 日当たりのよい山野,草地
参考図書
(1) 林弥栄監修,野に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑1〉,1989年,P336
(2)岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年


2005.4.10 岡山県「21世紀の森」 2005.4.29 岡山県「21世紀の森」
根生葉(こんせいよう)は2回羽状複葉(にかいうじょうふくよう)。花茎が1本まっすぐに伸び,先端に1つ花をつける。茎葉(けいよう)が途中に1カ所ついている。全体に白い毛が多く密生している。
2005.4.10 岡山県「21世紀の森」 2005.4.29 岡山県「21世紀の森」
花弁はなく,花弁のように見えるのは萼片(がくへん)。外面には白い毛が密生している。 そう果が多数集まっている。細長い糸のようなものは,花柱が残ったもの。この後,さらに羽毛状になっていく。
2016.5.6 岡山県真庭市津黒高原 *植栽されたもの
見どころ
全草に毒性分を含む。薬草としての利用もあり,根を乾燥した物は白頭翁(ハクトウオウ)という名の生薬。
名の由来
羽毛状のそう果の花柱を,翁の白髪に見立てた。(右写真)
岡山県情報
「岡山県版レッドデータブック2009」で,絶滅危惧T類に指定されている。岡山県内では北部にのみ自生する。また,「環境省レッドリスト」で絶滅危惧U類に指定されている。
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