キンポウゲ科センニンソウ属カザグルマ,学名:Clematis patens,かのんの樹木図鑑
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カザグルマ

キンポウゲ科 センニンソウ属               多年草
学名 : Clematis patens
( 風 車 ) 別名/−−
花 期 5〜6月
分 布 本州・四国・九州
生育地 林縁
参考図書
林弥栄監修『野に咲く花』山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑1〉,1989年,P336


2007.5.20 岡山県吉備中央町上野
2011.5.21 岡山県吉備中央町下加茂 2007.5.20 岡山県吉備中央町上野
淡い紫色の花弁状の部分は萼片(がくへん)が変化したもので,花弁はない。中央には,雌しべ群があり,その周辺には雄しべが多数ある。雄しべは花糸がクリーム色で扁平,葯(やく)は紫色で細長い。
花の色は変化があり,白色の個体から,紫色,桃色などもある。
2007.5.20 岡山県吉備中央町上野
2011.5.21 岡山県吉備中央町下加茂 2011.5.21 岡山県吉備中央町下加茂
葉は羽状複葉で小葉が3〜5個ある。葉柄が細長く,いろいろなものに絡みつきながら生長する。(これはクレマチス属に共通する)
2013.6.8 岡山県加賀郡吉備中央町下加茂
園芸植物として知られるクレマチスは,カザグルマや,中国原産のテッセンを原種として品種改良された園芸品種の総称である。Clematis(クレマチス)は,センニンソウ属を示し,本来は“まきひげ”の意味がある。
2007.5.6 岡山市御津町
園芸品種多数,通称“クレマチス”大輪の花を咲かせるつる植物として人気がある。
ボタンヅル センニンソウ ハンショウヅル
名の由来
大輪の花を風車に見立てた。
岡山県情報
岡山県全域に分布するが多くはない。岡山県RDBで絶滅危惧U類,環境省RDBで準絶滅危惧種に指定されている。
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