キク科キオン属オカオグルマ,学名:Senecio integrifolius,かのんの樹木図鑑
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キク科 キオン属 多年草 | |
学名 : Senecio integrifolius ( 丘小車・岡小車・狗舌草 ) 別名/ −− |
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花 期 | 4〜6月 |
分 布 | 本州,四国,九州 |
生育地 | 日当たりの良い草地 |
参考文献 (1) 林弥栄監修,野に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑1〉,1989年,P62 (2) 高橋勝雄著,山と渓谷社,山渓名前図鑑「野草の名前 春」,2002年,P154 (3) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年 |
2008.4.24 岡山県高梁市有漢町上有漢 | |
オカオグルマは名の通り日当たりの良い草地に多く自生する。春先に黄色の頭花(とうか)を散房状(さんぼうじょう)につける。頭花の周辺部には舌状花(ぜつじょうか)中心部には筒状花(とうじょうか)がある。 同属のサワグルマ(Senecio pierotii)は,日当たりの良い湿地に自生する。 オグルマは,サワオグルマと同じく湿地に分布し,黄色い頭花をつけるが,オグルマ属(Inula)に属し,花期も7〜10月である。 |
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2008.4.24 岡山県高梁市有漢町上有漢 | |
サワオグルマとのもう1つの相違点は,茎の途中に葉が少なくすらりとしていること。サワグルマ(Senecio pierotii)は茎の途中に葉が多く,全体的にボリュームがある。。 | |
2008.4.24 岡山県高梁市有漢町上有漢 | |
根生葉は厚みがあり,クモ毛が密生しており,白く見える。 | |
2012.4.30 岡山県加賀郡吉備中央町上野 | |
吉備高原都市内の空き地に生えてきた。 |
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湿地に生育するオグルマに対して,丘(乾燥した地)に生育するオグルマの意味。オグルマは頭花の形を牛車の車輪に見立てたとされる(2)。 | ||||||||||||||||||||||||
岡山県全域に分布。 | ||||||||||||||||||||||||
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