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オオブタクサ

キク科 ブタクサ属                         1年草
学名 : Ambrosia trifida L.
1年草(大豚草) 別名 /クワモドキ
花 期  8〜9月
分 布 北アメリカ原産
生育地 日当たりの良い河川敷など
参考図書 山と渓谷社「山渓ハンディ図鑑1 野に咲く花」P83



2008.8.30 岡山市 2008.8.30 岡山市
開花前のつぼみ。たくさんの頭花(とうか)が総状についている。 茎には,やや開出した毛が多い。
H16.9.26 岡山県御津町 H16.9.26 岡山県御津町
生育地によっては高さ3m近くにもなる。人の背丈をはるかに超え,大群落をつくる。 細長い総状花序(そうじょうかじょ)を高く伸ばし,大量の花粉を飛ばす。秋の花粉症の大元凶といわれる。
H16.9.26 岡山県御津町 H16.9.26 岡山県御津町
雄花序は茎の先端に総状につく。頭花(とうか)は,12〜16個の筒状花(とうじょうか)からなる。風媒花であるからまったく地味な花をつける。
H16.9.26 岡山県御津町
三角にとがったのが,オオブタクサの果実。
その下には,2裂した柱頭(ちゅうとう)らしきものが見える。
2008.8.30 岡山市
葉は長さが20〜30pほどもあり掌状(しょうじょう)に3〜5裂する。下部の葉ほど大きく裂片が多い。別名のクワモドキは葉の形状がクワに似ていることに由来する。



● 備 考 ●
  1. ブタクサのなかま
    ブタクサ属はいずれも外来種で,ブタクサ,オオブタクサ,ブタクサモドキの3種が確認されているようである。
     
  2. 岡山県内の分布
    岡山県内では南部を中心に分布しているが,次第に北部に拡大しているように感じている。吉備中央町でも数年前まではあまり見かけなかったが,この頃は,河川敷を中心に大群落を見かけるようになった。
ブタクサ ヤマグワ
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。

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