キク科 タケダグサ属 1年草 | |
学名 : Erechitites hieracifolia ( 段戸襤褸菊 ) 別名/−− |
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花 期 | 9〜10月 |
分 布 | 北アメリカ原産 |
生育地 | 空き地・荒れ地など |
参考図書 山と渓谷社「野に咲く花」P66 ※1 |
2006.9.18 岡山県「高梁美しい森」 | 2006.9.18 岡山県「高梁美しい森」 |
茎は直立し,上部で分岐する。高さ0.5〜1.5mになる。 | 葉は細長く,縁には不揃いな鋸歯(きょし)がある。上部の葉では茎を抱く。 |
2006.9.18 岡山県「高梁美しい森」 | 2006.9.18 岡山県「高梁美しい森」 |
上部に円錐花序を出し,頭花(とうか)を上向きに多数つける。舌状花(ぜつじょうか)はなく,すべて筒状花(とうじょうか)からなる。 | 頭花(とうか)はすべて両性の筒状花からなる。花柱(かちゅう)は,先端で2裂し,左右へ反り返る。 |
ダンドとは,漢字では「段戸」と書く。愛知県の段戸山で発見されたことによる。(※1) ボロギクとは,サワギクの別名だそうだ。 ボロギクと聞くと,ノボロギク,ベニバナボロギクも思い出す。いずれも,帰化植物で1年草。総包片(そうほうへん)が筒状に長く,舌状花(ぜつじょうか)をもたない姿がよく似かよっている。 しかし,ベニバナボロギクは,ベニバナボロギク属,ダンドボロギクは,タケダグサ属,ノボロギクはキオン属であり,それほど近縁とも言えないらしい。
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