キク科アキノキリンソウ属アキノキリンソウ,学名:Solidago virgaurea var. asiatica,かのんの樹木図鑑
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アキノキリンソウ

キク科 アキノキリンソウ属                多年草
学名 : Solidago virgaurea var. asiatica
( 秋の麒麟草・秋の黄輪草 ) 別名/ アワダチソウ
花 期  8〜11月
分 布 北海道・本州・四国・九州
生育地 日当たりのよい山野,林縁
参考図書
・林弥栄監修,野に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑1〉,1989年,P50
・佐竹義輔ほか編,「フィールド版日本の野生植物草本」,平凡社,1985年


2011.10.9 岡山県加賀郡吉備中央町
高さは35〜80p。林縁の草原から顔をのぞかせている。
2008.10.11 岡山県吉備中央町「21世紀の森」
10月になると道路沿いに美しい黄色の頭花(とうか)がよく目につくようになる。
頭花
(とうか)は,中心に両性の筒状花(とうじょうか),周辺に雌性の舌状花(ぜつじょうか)が並び,いずれも結実する。外側の舌状花から開花し,昆虫の受け入れ体制を整える。
舌状花の花弁の先端には歯牙がある。筒状花の花冠先端は5裂し,反り返る。雄しべの葯
(やく)は合着し葯筒(やくとう)をつくる。
H15.10.19 岡山県「自然保護センター」 2008.10.11 岡山県「21世紀の森」
・セイタカアワダチソウ(Solidago altissima)
名の由来
秋咲きのキリンソウという意味。キリンソウは,ベンケイソウ科の多年草。「キリン」については,想像上の動物の「麒麟」という説と,花の形状から「黄輪」とする説がある。
別名をアワダチソウとも言うが,北アメリカ原産の帰化植物セイタカアワダチソウのほうが,ポピュラーな存在になってしまった。ちなみにセイタカアワダチソウは別名を,セイタカアキノキリンソウという。
岡山県情報
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。

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