キク科ヨモギ属イヌヨモギ,学名:Artemisia keiskeana,かのんの樹木図鑑
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イヌヨモギ

キク科 ヨモギ属                           多年草
学名 : Artemisia keiskeana
( 犬蓬 ) 別名/--  
花 期 8〜10月
分 布 北海道,本州,四国,九州
生育地 やや乾いた丘陵
参考図書
(1) 林弥栄監修,野に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑1〉,1989年,P26
(2) 佐竹義輔ほか編,日本の野生植物 草本V合弁花類,平凡社,1981年
(3) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年

2012.10.20 岡山県真庭市落合垂水
葉は互生。花をつけない茎は低く,先端にロゼット状に葉をつける。花をつける茎は長く伸び,葉は倒卵形〜さじ形で長さ4.5〜8.5cm。
縁には大きな鋸歯がある。
裏面には綿毛が密生し白色を帯びる。
2012.10.20 岡山県真庭市落合垂水
頭花は直径約3o,舌状花はなく,筒状花のみ。
葉腋から花茎を伸ばし,数個が下向きにつく。
ヨモギやオトコヨモギとともに,ヨモギ属の中では最も普通に見かける種である。足びれのような形の葉が特徴的である。
名の由来
「モグサ」に用いたり,草餅にしたりと有用性の高いヨモギに対して,役に立たないという意味が「イヌ」という語に込められているのだろう。
岡山県情報
岡山県内ではほぼ全域の草地や路傍でみられる。
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