ケシ科ヤマブキソウ属ヤマブキソウ,学名:Chelidonium japonicum,かのんの樹木図鑑
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ケシ科 ヤマブキソウ属 多年草 | |
学名 : Chelidonium japonicum (山吹草) 別名/ クサヤマブキ |
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花 期 | 4〜6月 |
分 布 | 本州(宮城県以南),四国,九州 |
生育地 | 山野の林内 |
参考図書 (1) 畔上能力監修,山に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑2〉,1996年,P299 (2) 林弥栄監修,野に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑1〉,1989年,P321 (3) 岡山県編,岡山県版レッドデータブック2009,2010年,岡山県生活環境部自然環境課 |
2012.4.27 岡山県新見市 | 2012.4.27 岡山県新見市 |
高さは30〜50p。茎の上部の葉腋(ようえき)に黄色い4弁花を1〜2個つける(3)。 バラ科のヤマブキと花期が同じで,本種が群生していると遠目にはヤマブキに見える。ヤマブキは花弁が5個であるが,本種は4個である。 |
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2012.4.27 岡山県新見市 | 2012.4.27 岡山県新見市 |
根生葉は奇数羽状複葉(きすううじょうふくよう)で長い柄がある。小葉(しょうよう)は5〜7個で縁には不ぞろいな鋸歯(きょし)と切れ込みがある。 茎葉は茎の上部につき,小葉はふつう3個。 小葉の幅がせまく,縁に規則正しい細鋸歯があるものをホソバヤマブキソウ(1),茎の上部の葉の小葉が羽状に深く裂けるものをセリバヤマブキソウといい(2),本種と区別するが,中間的なものもある(1)。 |
花がバラ科のヤマブキ(Kerria japonica)に似ており,草本であることによる。 |
岡山県中部,北部に点在するが,個体数が少なく,生育できる環境が減少している。県内では山地の木陰のほか,神社の境内や渓流沿いにも生育しており,石灰岩地に多い(2)。岡山県版レッドデータブックで準絶滅危惧種に指定されている。(3) |
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。
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