カタバミ科カタバミ属オッタチカタバミ,学名:Oxalis dillenii,かのんの樹木図鑑
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オッタチカタバミ

カタバミ科 カタバミ属                         多年草
学名 : Oxalis dillenii
( おっ立ち片喰 ) 別名/ --  
花 期 〜月
分 布 北アメリカ原産
関東北部以西に帰化
生育地 里草地、河原、畑
参考図書
(1) 清水矩宏/森田弘彦/広田伸七編・著,日本帰化植物写真図鑑,全国農村教育協会,2001年
(2) 稲垣栄洋著,身近な雑草のゆかいな生き方,草思社,2003年
(3) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年

▲地上茎は,高さ10〜50センチに達する。
両性花(りょうせいか)花冠(かかん)は5深裂(しんれつ)する。
▲葉は3小葉からなる。夜間や日照の強すぎる日は小葉を閉じる。
「夜間の放射冷却によって熱が逃げるのを防ぐためであると考えられている。」(2)
日中は,葉の蒸散作用を抑えるためだろう。
刮ハ(さくか)は熟すと5裂し,種子を弾き飛ばして散布する。
2014.5.1 岡山県加賀郡吉備中央町
岡山県内に自生が確認されているカタバミの仲間を集めてみた。
標準和名 学    名 備  考 花  色
ヒョウノセンカタバミ Oxalis acetosella var. longicapsula コミヤマカタバミの変種 白色〜淡紅紫色
イモカタバミ Oxalis articulata 帰化
ハナカタバミ Oxalis bowieana 帰化
カタバミ Oxalis corniculata
ムラサキカタバミ Oxalis corymbosa 帰化
オッタチカタバミ Oxalis dillenii 帰化
ミヤマカタバミ Oxalis griffithii
エゾタチカタバミ Oxalis stricta
モンカタバミ Oxalis tetraphylla 帰化
名の由来
茎が地上を這う在来のカタバミに比べて,地上茎が立ち上がることによる。
岡山県情報
岡山県内全域に広く分布する。南部に特に多い。
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