カタバミ科 カタバミ属 多年草
学名 : Oxalis corniculata
(片喰/傍食) 別名/−−
花 期
5〜10月
分 布
日本全土
生育地
庭,道ばた
参考図書
林弥栄監修『野に咲く花』山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑1〉,1989年,P294
2011.5.5 岡山県加賀郡吉備中央町
H17.10.3 岡山県自然保護センター
2011.5.5 岡山県加賀郡吉備中央町
直径5pほどの黄色い5弁花をつける。
2005.10.25 岡山県高梁市有漢町
2011.5.5 岡山県加賀郡吉備中央町
ハートの形の小葉
(しょうよう)
を3枚つける。葉は日がかげったり,強すぎる日光を浴びたりすると小葉をだらりと下げる(休眠運動)
。
2005.10.25 岡山県高梁市有漢町
2005.10.23 岡山県「自然保護センター」
葉が赤味をおびているものは,
アカカタバミ
(Oxalis corniculata f. rubrifolia)で,カタバミの1品種として扱われている。
刮ハ(さくか)。熟すと5裂して種子を少しでも遠くへはじき飛ばそうとする。また,種子にはエライオソームという付属物があり,アリが好んで巣に運び込む。エライオソームを食べたアリは,邪魔な種子を巣の外に運び出す。種子はアリにより散布域を広め,かつ確実に土のある場所へ運ばれるわけである(
アリ散布
)。
アリ散布は,他にもタチツボスミレ,カタクリ,ニシキソウ,スズメノヤリ,カンアオイなどでも見られる。
ヒョウノセンカタバミ
白〜淡紅紫
岡山県RDB絶滅危惧U類
コミヤマカタバミの変種
イモカタバミ
赤紫
葯が黄色
帰化(南米原産)
ハナカタバミ
帰化
カタバミ
黄
ムラサキカタバミ
赤紫
葯が白色(花粉なし)
帰化(南米原産)
オッタチカタバミ
茎が立ち上がる
帰化(北米原産)
ミヤマカタバミ
白
エゾタチカタバミ
モンカタバミ
帰化
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです
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