イラクサ科 カラムシ属 多年草 | |
学名 : Boehmeria longispica ( 藪苧麻 ) 別名/−− |
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花 期 | 8〜10月 |
分 布 | 北海道・本州・四国・九州 |
生育地 | 山野 |
参考図書 山と渓谷社「野に咲く花」P388 |
2005.7.21 岡山市御津町 | |
用水のわきに群生していた。ちょうど花期がはじまりかけており,雌花序が上に伸びているのが目立っている。 | |
2005.7.21 岡山市御津町 | 2005.7.21 岡山市御津町 |
葉は対生(たいせい)。よく似たカラムシは互生(ごせい)なので容易に区別できる。 縁には粗い鋸歯があり,先端にいくほど大きくなる傾向にある。 |
裏面には,細かな毛が密生している。特に脈上に多い。脈は裏面に隆起する。 |
2005.7.21 岡山市御津町 | 2005.7.21 岡山市御津町 |
茎の上部に雌花序,下部に雄花序をつける。上の写真はすべて雌花序だと思われる。山渓「野草の名前」によると,「雄花はつかないことが多い」そうだ。 | |
2005.7.21 岡山市御津町 | |
葉は対生(たいせい)。葉腋(ようえき)から花序が上に向かって伸びている。 |
カラムシは,古代人にとって重要な繊維であったらしい。ヤブマオは,カラムシに近縁ではあるが繊維としての利用価値はなかったということだ。(参考:山と渓谷社「野草の名前 秋冬」) |
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