イラクサ科ムカゴイラクサ属ムカゴイラクサ,学名:Laportea bulbifera
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ムカゴイラクサ

イラクサ科 ムカゴイラクサ属              多年草
学名 : Laportea bulbifera
(珠芽刺草) 別名/−−
花 期  8〜9月
分 布 北海道・本州・四国・九州
生育地 山地の陰湿地
参考図書
(1) 林弥栄監修,野に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑1〉,1989年
(2) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年
2008.8.31 岡山市御津虎倉
カラムシと葉の感じはよく似ているが,やや細身。互生(ごせい)し,基部は円形か,やや心形。先端はやや尾状に尖る。葉の表面には刺毛(しもう)がまばらにあり,触れるとちくちくした痛みしばらく続く。縁には鋸歯(きょし)が並ぶ。
2008.8.31 岡山市御津虎倉
茎頂部から雌花序を伸ばし,少し下の葉腋(ようえき)から雄花序を出す。
2008.8.31 岡山市御津虎倉 2008.8.31 岡山市御津虎倉
雄花序(つぼみ)。 雌花序(つぼみ)。
2008.8.31 岡山市御津虎倉
葉腋(ようえき)に褐色の珠芽(しゅが・むかご)ができ,これが地上に落下し新しい個体に成長する。右写真では,落下する前から根が伸びてきている。
2017.7.26 岡山県真庭市蒜山「津黒高原」
鋭い刺の中にはヒスタミンが入っている。軽く触れただけでも刺さり,先端部が折れて,中のヒスタミンが注入されるため,チクチクした痛みがしばらく続く。
名の由来
葉腋(ようえき)に褐色の珠芽(しゅが・むかご)ができ,これが地上に落下し新しい個体に成長することによる。
岡山県情報
岡山県内全域に広く分布するが,北部で普通,中・南部では少ない(※2)。
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