ヒルガオ科 ネナシカズラ属 1年草 | |
学名 : Cuscuta pentagona Engelm. ( 亜米利加根無葛 ) 別名/−− |
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花 期 | 7〜10月 |
分 布 | 北アメリカ原産 |
生育地 | 里草地,砂浜,河原 |
参考図書 山と渓谷社「山渓ハンディ図鑑1 野に咲く花」P186 全国農村教育協会「日本帰化植物写真図鑑」P240 |
2008.8.25 岡山県吉備中央町 | |
アメリカネナシカズラは,北アメリカ原産のツル性の帰化植物。葉は退化しており,葉緑素をもたない。また,発芽後のわずかの期間をのぞき通常の根をもつことはなく,他の植物に絡みつきながら成長し,寄生根(きせいこん)と言われる瘤状の突起を,他の植物に食い込ませて栄養を搾取する。 茎は著しく黄色みを帯び,上の写真のように群生する様は少し異様な光景となる。 |
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2005.9.11 岡山県「自然保護センター」 | |
宿主は特に決まっておらず,いろいろな植物に寄生する。 | |
2005.9.11 岡山県「自然保護センター」 | |
つるから,イボ状の寄生根(きせいこん)を多く出し,寄主に差し込んで栄養を吸収する。 | |
2005.9.11 岡山県「自然保護センター」 | |
花の様子。雄しべは5個,花柱が2個ある。 |
●備 考●
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ネナシカズラ | アメリカネナシカズラ |
茎は黄色または,紫褐色 | 茎は淡黄色または,淡い黄赤色 |
花序は穂状になる | 花序はかたまってつく |
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