ヒガンバナ科タマスダレ属タマスダレ,学名:Zephyranthes candida,かのんの樹木図鑑
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タマスダレ

ヒガンバナ科 タマスダレ属                         多年草
学名 : Zephyranthes candida
( 玉簾  ) 別名/ レイン・リリー 
花 期 7〜9月
分 布 南米原産,明治初期に園芸用に移入された。
逸出,野生化が問題になっている地域もある。
生育地
参考図書
(1) 畔上能力監修,山に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑2〉,1996年
(2) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年

▲純白で透明感のある花被片は,とても清楚であるが,
▲葉の先端は丸い。表裏の差はあまりないようだが,おそらく左が表,右が裏だろう。
▲雄しべは6個あり,黄色の葯がつく。花糸の長さには,ばらつきがあるようだ。 ▲花被片は6個,内花被片3個と外花被片3個からなる。子房下位。
▲未熟な果実。
2014.8.21 岡山市「半田山植物園」
全草にアルカロイドリコリンを含み有毒。ノビルやニラと間違えて食用にしたために,中毒症状を起こした事例がある。
名の由来
玉簾(たますだれ)とは,玉で飾った簾,または簾の美称(上品な言い方)だそうである。
細長い葉をまっすぐに立ち上げる姿を,美しい簾になぞらえたのだろう。
岡山県情報
岡山県内でも民家の庭先で栽培されているのを見る。県南部〜中部にかけて逸出・野生化しているらしい。(2)
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