ゴマノハグサ科ヒキヨモギ属オオヒキヨモギ,学名:Siphonostegia laeta,かのんの樹木図鑑
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オオヒキヨモギ

ゴマノハグサ科 ヒキヨモギ属                    1年草
学名 : Siphonostegia laeta
( 大引蓬 ) 別名/ --  
花 期 8〜9月
分 布 本州(関東地方以西)
中国地方と四国地方の瀬戸内側などの年雨量の少ない地方。
生育地 低地のやや乾いた草地
参考図書
(1) 佐竹義輔ほか編,日本の野生植物 草本V合弁花類,平凡社,1981年,P114
(2) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年

2012.8.26 岡山県高梁市内山下
茎は斜上してよく分枝し,高さ30〜70pになる。全体に開出した腺毛が生える。葉は卵形で,茎の下部では対生(たいせい),上部では互生(ごせい)。下部の葉は羽状に深く裂けるが,基部に近づくにつれ粗い鋸歯のある葉となり,上部ではほぼ全縁となる。
2012.8.26 岡山県高梁市内山下
上部の葉腋に1個ずつ花をつける。花冠は灰黄色で上唇の先端に紅斑がある。
萼筒には濃緑色の筋があり,上部で5深裂し,裂片は平開する。
萼筒には開出した腺毛が密生する。
毛の様子 花冠
ヒキヨモギ 腺のない短毛が密生 鮮やかな黄色 すべての葉が羽状に深く切れ込む
オオヒキヨモギ 開出した腺毛が密生 灰黄色 下部の葉は広い裂片に裂ける。上部の葉は全縁
環境省のレッド・リストで絶滅危惧U類(VU)に指定されている。
岡山県情報
県内では中部〜南部にかけて分布する。
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