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ゴマノハグサ科 サギゴケ属      多年草 
学名 : Mazus miquelii
( 紫鷺苔 ) 別名/ サギシバ
花 期  4〜5月
分 布 本州・四国・九州
生育地 田の畦など少し湿ったところ
参考図書 山と渓谷社「野に咲く花」P138


2005.4.15 岡山県吉備中央町豊岡上
2006.4.14 岡山県高梁市有漢町
H16.4.18  岡山県「宇甘渓」
 ムラサキサギゴケだと思って撮影してきたのだが,家に帰って図鑑を見ているとトキワハゼとまよった。匐枝(ふくし)があるのを確認しておけばよかったのだが…。
 結局,下唇の模様などからムラサキサギゴケと判断した。
2005.5.15  岡山県「自然保護センター」
唇形花(しんけいか)をつける。上唇は2裂,下唇は3裂する。下唇には斑紋があり,こん棒状の毛がある。
2005.5.15  岡山県「自然保護センター」 2005.4.15 岡山県吉備中央町豊岡上
葉は対生(たいせい)し,鋸歯(きょし)がある。
茎には,まばらに開出毛(かいしゅつもう)がある。

ちなみに,シソ科のカキドオシは似たような唇形花(しんけいか)をつけるが,茎の断面が四角形。しかし,ゴマノハグサ科のムラサキサギゴケやトキワハゼは丸い。
葉や匐枝(ふくし)が地面にへばり付くようにある様が「コケ」を連想させるのだろう。


 いつも,ムラサキサギゴケとトキワハゼの区別には悩まされる。匐枝(ふくし)を確認すればよいのだろうが,両者が生育している場所は様々な草本が密生,絡み合っていて,苦労を強いられる。


(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。

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