ゴマノハグサ科シソクサ属キクモ,学名:Limnophila sessiliflora,かのんの樹木図鑑
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キ ク モ

ゴマノハグサ科 シソクサ属                         多年草
学名 : Limnophila sessiliflora
( 菊藻 ) 別名/ --  
花 期 8〜10月
分 布 本州,四国,九州,沖縄
生育地 水田や浅い沼,池など
参考図書
(1) 林弥栄監修,野に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑1〉,1989年,P142
(2) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年

▲葉は細かく裂け,5〜8個輪生する。
2013.7.7 岡山加賀郡吉備中央町上野
▲茎の先端付近の葉腋に淡い紫色をした唇形花をつける。上唇は幅が広く,先端がわずかにへこむ。下唇は3裂する。花冠の内部には軟毛が密生する。
▲茎には軟毛が密生している。
2013.9.24 岡山県加賀郡吉備中央町上野
休耕田やその脇の溝に群生していた。
同属のコキクモ(Limnophila indica)は学や茎が無毛。キクモと同様,沼沢地,水田,放棄水田に生育する。岡山県版RDBで準絶滅危惧,環境省レッドリストで絶滅危惧U類に指定されている。
水田雑草である一方,観賞用としてアクアリウムに利用されることもあるらしい。
名の由来
葉が細かく裂けている点をキク(菊)の葉になぞらえ,水中にも生育するところからモ(藻)とつけられたのであろう。
岡山県情報
岡山県内全域に分布し,中部から南部にかけては普通に見られる。
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