ボタン科ボタン属ヤマシャクヤク,学名:Paeonia japonica,かのんの樹木図鑑
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ヤマシャクヤク

ボタン科 ボタン属                         多年草
学名 : Paeonia japonica (Makino) Miyabe et Takeda
( 山芍薬 ) 別名/  
花 期 4〜6月
分 布 本州(関東地方以西),四国,九州
生育地 山地
参考図書
(1) 畔上能力監修,山に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑2〉,1996年,P344
(2) 佐竹義輔ほか編,日本の野生植物 草本V合弁花類,平凡社,1981年,P111
(3) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年

▲高さ30〜60p。
▲葉は2回3出複葉。3〜4枚の葉が互生する。
▲裂開した刮ハ(さくか)。球形で紺色のものは成熟した種子で,扁平で朱色の種子は未成熟で不稔である。
いわゆる赤と黒の2色効果による種子散布を狙っているように思える。とすれば,鳥類が種子散布に一役買っているのか。
2012.8.22 岡山県鏡野町「富栄山」
ベニバナヤマシャクヤクは,花弁が淡い紅色で岡山県内でも中国山地に自生が確認されているが,ヤマシャクヤクよりも少なく,岡山県版RDBで絶滅危惧T類に指定されている。
名の由来
中国から渡来したシャクヤク(右写真)に対して,山地に生育するシャクヤクの意味。
岡山県情報
岡山県内では,中国山地を中心に分布する。岡山県版RDBで絶滅危惧U類,環境省が定めるレッドリストで準絶滅危惧に指定されている。
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